県内12の単会で毎週セミナーを開催して共に学んでいます
活動・実践報告
講話者
廿日市市倫理法人会 会員
株式会社NIIZAWA 代表取締役
新澤 亮二 氏
テーマ
会社経営における倫理活用法
今回は「会社経営における倫理活用法」と題して、廿日市市倫理法人会 新澤亮二 会員にご講話いただきました。
新澤さんの倫理との出会いは「どこかで経営の勉強をしたい」と思われ父親に相談したところ倫理を紹介されたそうです。
他の勉強にも参加されましたが小手先のテクニックはその時々で変わるが、倫理で学ぶ心の部分は変わることがない。
一番大事な部分を学べるとおっしゃっています。
新澤さんが父親の会社でアルバイトをしたとき、家では優しい父親が職場では厳しいことに驚かれたそうです。
その次の年にアルバイトをしたときには以前のように厳しさがなくなりまた驚かれたそうです。
何があったのかを聞くと富士山に行って変わられたそうです。(後に富士研だと言うことがわかったそうです。)
そんな50歳を過ぎて人生の価値観を帰れる父親を尊敬しているとおっしゃっていました。
そして新澤さんが倫理をどのように活用しているかについて、万人幸福の栞の中から3つ選ばれてお話いただきました。
「今日は最良の一日、今は無二の好機」
新澤さんが出店を考えられていたときにある食事会に参加されました。
パチンコ店の空き地があり、ある方の会社が管理しており、たまたまその食事会でその経営者と一緒になり、何気なくその空き地の話をしたとき、その経営者の方は、その場ですぐに電話で不動産の担当者に電話して「若くて頑張っている経営者がいる。」と話を進められました。
新澤さんにとってはパチンコ店の跡地の大きな土地なので、人・物・金すべて揃っていませんでした。
ですが出店されることに決められました。
準備が万全でなくても、そこからブラッシュアップして壁を超えて行けば良い!と。
結果的にやって良かったとおっしゃっていました。
人はすぐに行動に移す人は5%しかいないそうです。
結果的に新澤さんが42歳までに目標としていた売上金額を越えることができたそうです。
「人は鏡、万象は我が師」
新澤さんがいろいろな会社を見て気づいかれたことがあるそうです。
大きな成果を出している会社は掃除ができているということです。
新沢さんの会社では掃除が社員評価の中で一番だそうです。
毎週月曜日は会社の周りを社員の方と掃除をされています。
そして新沢さんは社員さんが来られる前に自ら率先垂範で掃除をされています。
なぜ掃除が良いかというと優先順位をつけれる人が身の回りの掃除ができているからだそうです。
「子は親の心実演する名優である」
思春期の娘さんに勉強をしろと言ってもしないことを倫理指導で相談すると「あなたが中学校のときはどうだったの?」と言われ考え方を改めたそうです。
すると言わなくても勉強をするようになったそうです。
その時に関係性と言い方が大事だと気づかれたとのことです。
これは会社でも言えることで、社員は経営者の心を実演します。
経営者の立ち振舞や会話に気をつけられたとのことです。
会社はトップ以上の器になならない。
とても分かりやすく、実際に体験されたお話で活用方法を教えていただきました。
まだまだお話があるそうですので、またの機会にお聞きしたいと思いました。
最後に記念撮影📷です。
次回も多くの方のご参加をお待ちしております。