県内12の単会で毎週セミナーを開催して共に学んでいます
活動・実践報告
2022年(令和4年)4月20日(水) 広島市倫理法人会 第1496回経営者モーニングセミナーを開催いたしました。
■石田 博実 会長 あいさつ
【講和】
今回は、講師として、広島市倫理法人会 会員 河野 正男 さん にお話しいただきました。
タイトル
≪ 可能性の種子としての自己 ≫
本業は、中国カーゴ軽自動車運送協同組合 理事長です。
河野さんは戦時中、満州で生を受け、終戦とともに日本へ移りました。
両親は幼くして他界され、里親に引き取られました。
小学生のころは、いじめられることも。
事情があり中学に通っていなかった河野さんは、のちに夜間中学に通われたそうです。
■夜間中学とは?
公立の中学校で実施される夜間学級です。戦後の混乱した環境下で義務教育を十分受けることができなかった方や、義務教育を受けないまま日本に来られた外国人の方など、年齢や職業など問わず、中学水準に近い教育を受けることができます。日本語のレベルに合わせて、外国人の方をクラス分けしている学校もあります。
夜間中学を卒業された河野さんは、こうおっしゃいます。
「夜間中学を卒業することは、“人生のパスポート”をもらうことだ。そこから、あきらめなければ、どんなことでもできる。」
■お仕事について
さまざまな職を経験されたのち、赤帽のお仕事を立ち上げることになりました。
当初は、大変な苦労もあったそうなのですが、
「10年先はさすがにわからない。でも1~2年先のことなら予想がつく」と考え、当時はまだそれほど普及していなかったコンピューター関係の物流を請け負うことで事業を拡大できることに着目しました。
そこからが河野さんのすごいところです。
飛び込みで大手IT企業の門をたたき、持ち前の正直さ・人間性が買われて大きな仕事を任せてもらえたそうです。
■人生のすすめ
「『信ずれば、成り』というのは、信じただけではだめだ。信じて、『行動する』から成るんだ」
「思ったことは、やる! やったらできる!」
仕事に限らず、家庭や地域活動などさまざまな場面で、「こうなったらいいな」と考えることがあります。そこまでは、普通の考え。
しかし、成功を手に収める人は、一歩踏み込んだ「思ったら、すぐやる!」を続けていると感じました。
倫理法人会憲章では、「実行によって直ちに正しさが証明できる…」とあります。
すぐに行動に移す習慣を身につけていきましょう。
【会員スピーチ】 土居 徹信 氏 (広島市倫理法人会)
FMはつかいちのラジオパーソナリティとしても活躍している土居さん。
いつも、多くの方を広島市倫理法人会のモーニングセミナーへお誘いいただいております。
ご病気などで3度余命宣告を受けながら、生きてきたこれまでの人生の一端をお聞かせいただきました。
土居さんのお話で著者として印象深かったのは、
「私は何をやっても成功できるんです。でも人を育てることができない。だから若い世代の方をこの倫理法人会へ連れてきて、倫理法人会に育ててもらっている」というお言葉です。
倫理法人会は、自ら実践することを通じてさまざまな体験をし、さらに自らを高めていく会です。
「この人を育てたい!」。そう感じたら、ぜひ一度倫理法人会をご紹介ください。
■□広島市倫理法人会 経営者モーニングセミナーについて□■
毎週水曜日、朝6:00より開催
会場: 広島駅から徒歩5分! ホテルセンチュリー21広島 2階
(〒732-0824 広島県広島市南区的場町1丁目1−25)
※お車でお越しの際は、ホテル前の猿猴川両岸の市営駐車場をご利用ください※
経営者様を中心に、会社員の方や主婦の方も一緒に学んでいます。
いつでもご参加お待ちしております。
■□次週のご案内□■
2022年(令和4年)4月27日(水) 6:00~
講話: 闇夜に一燈を掲げる
講師: 一般社団法人倫理研究所 法人スーパーバイザー
井戸垣 昌延 氏
(井戸垣産業(株)代表取締役社長)