県内12の単会で毎週セミナーを開催して共に学んでいます
活動・実践報告
2022年(令和4年)3月23日(水) 広島市倫理法人会 第1492回経営者モーニングセミナーを開催いたしました。
【講和】
今回は、ゲスト講師として
一般社団法人 詩吟朗詠錦城会 広島県本部長 西川 錦洸 様 にお越しいただきました。
タイトル ≪ 母に習う ≫
幼い頃から詩吟の世界に入り、高校在学中にして早くも芸術祭奨励賞を受賞(なんと個人としては当時史上初)。
さらに、全国優勝、高松宮妃杯など数々の賞を受賞され、全国でご活躍の西川先生です。
西川先生が詩吟と出会われたのはお母様がきっかけでした。
戦後間もなく物資に乏しかった時代。
一般的には生活環境も決して恵まれているとは言えない家庭環境ではありましたが、
お母様は苦境をマイナスに捉えることなく、いつでもユーモアたっぷりに子育てをされていたそうです。
#万人幸福の栞 第八条 明朗は健康の父、愛和は幸福の母(明朗愛和)
大好きなお母様にいつもついて回っていた中で、お母様がされておられた詩吟も自然と覚えていった西川先生。
初めて吟じた際に、大変喜ばれ褒めていただいたことが、詩吟に夢中になるきっかけだったそうです。
#万人幸福の栞 第六条 子は親の心を実演する名優である(子女名優)
●父と母の関係
お母様が自由に詩吟に取り組むことができたのは、お父様のご理解があってからこそ。
逆にお母様がなされること(家事や育児、ご近所のお付き合いなど)は、すべてお父様にとっても良いことであった、
と感じられるそうです。
#万人幸福の栞 第五条 夫婦は一対の反射鏡(夫婦対鏡)
●やっと親孝行ができた。やっと師匠に孝行できた。
はじめて全国優勝した際に感じたこと。
「一を聞いて十を知れ」と幼いころから言われていたことだそうです。
一つひとつ丁寧に教えるのもいいけれど、相手の所作や言動から察する力、技術を真似る力は、
仕事、スポーツ、勉強問わず、どの世界でも成功の秘訣ですね。
そのためにはまず自分自身が、”もっとうまくなりたい”と思うことが大切だとおっしゃているようにも聞こえました。
●子孫のために、美田を買わず
西郷隆盛の言葉ですが、お母様の生き方そのものだそうです。
故郷を離れ広島に来られた際に、周りの環境を自分で一から築き上げるようお母様から諭されたとのこと。
財産は何もお金や土地、物だけではないと思います。
お金ではなく、生き抜く力や豊かな心を次の世代に残していきたいと感じました。
■最後はお母様が大好きだった詩を吟じていただきました。
【 花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき 】
張り詰めた空気のなか、西川先生の柔らかくも力強い声が流れました。
苦境のなか、けなげに咲く花の情景が浮かんでくるようでした。
※シェア会にて。
【会員スピーチ】 日野 和恵 様 (広島市倫理法人会 実行委員)
こちらも明るく朗らかなお母様のお話でした。
見事に講話と内容が同調していました。ありがとうございました。
【新入会員 入会式】 問可 大将(とが だいすけ) 様
ご入会おめでとうございます! ともに学んでまいりましょう。
*ご紹介者の 土居 徹信 様(広島市倫理法人会 会員)も一緒にご登壇。
本日も多くの学びをありがとうございました。
■□広島市倫理法人会 経営者モーニングセミナーについて□■
毎週水曜日、朝6:00より開催
会場: 広島駅からすぐ! ホテルセンチュリー21広島 2階
(〒732-0824 広島県広島市南区的場町1丁目1−25)
※お車でお越しの際は、ホテル前の猿猴川両岸の市営駐車場をご利用ください※
経営者様を中心に、会社員の方や主婦の方も一緒に学んでいます。
いつでもご参加お待ちしております。
■□次週のご案内□■
2022年(令和4年)3月30日(水) 6:00~
講話:徳をベースとした会社経営
講師:(一社)倫理研究所 参事 飯塚 秀夫 名誉法人アドバイザー